はくちょう座のステーションから始まる「宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は、天の川の流れにそって南へ下る物語です。2重星アルビレオは、天の川の流速を測る観測所です。黄色3等星と水色5等星。
「眼もさめるような、青宝玉と黄玉の大きな2つのすきとおった玉が輪になってしずかにくるくると回っていました」
私の家からみた「トパーズとサファイア」からなるアルビレオです。

ちなみに、はくちょう座全体と左端にいるか座は、下の写真のような感じです。赤丸で囲ったところにアルビレオという2重星があります。私の家は街中なので、双眼鏡では見えません。残念です。2等星くらいまでしか肉眼では見えないのですね。ミーチャは眼がいいので、3等星から4等星まで見えます。

************ 山での星の観察の話 *****************
先日、師匠のKさんと山の方へ星を見に行ったのですが、最高に見えました。眼の悪い私でも、5等星くらいまで見えます。でも残念ながら写真はうまく写せませんでしたが、一枚だけ、写っていたので載せます。
東加茂郡下山村の「とある場所」の東の方角の星野写真です。おうし座のすばる、アルデバラン、・・・いろいろ写っています。上の私の家の写真と比較すると空の違いがよくわかりますね。(^^♪
写真としての完成度は、これからの研究課題ですね。
(Coolpix4500 F=2.6 66秒露出 固定撮影です)
M31(アンドロメダ)M81,82(爆発している銀河ですね)あと、土星に木星と衛星4つ、M42(オリオン星雲)とトラペジウムと呼ばれる青い光、いつもより輝いていたM45(すばる)hx(2重星団)。そして、街では、いつもわかりにくかった、星座がたくさん、とてもきれいに見えて簡単に、わかりました。師匠がいつも言っているとおりです。望遠鏡の性能も師匠の200mmと遜色なくクッキリ見れました。セレストロンは短軸なので、風にも強く、結構自動導入でいろいろな星や星団が見れました。そしていつもの星・星座も・・・
デネブ、ベガ、アルタイル、ペガザス座、カシオペア座、シリウス、カペラ・・・・手に取るように見えました。
それと、感動したのが、シリウスと木星が東の空から上がってくると、ドンドンと上ることも初めて知りました。太陽が昇るのと同じ感じでした。
天の川も久しぶりに見えました。でも、牧場で迷って、車ごと土手から落ちそうになって、Uターンしたときは、必死でした・・・・(^^ゞ
本当に真っ暗なんなんですね。やっぱり・・・星も最初見えなくて、どうなることかと
